こんにちは。作業療法士の山本です。
寒さが厳しくなっている今日この頃ですが
スタッフ全員揃って毎日訪問に伺っています。
色々な利用者様とそのご家族にお会いしておりますが
皆様がたくさんの人生経験をされて今があるのだなといつも感じさせられます。
今日はその中でも普通の人では経験できない様々なご経験をされ
今ご自分の体に向き合いリハビリをされているご利用者様の趣味で作成した素晴らしい作品を紹介させていただきます。

昔海軍にいらした経験があり昔の戦闘機や軍艦を木を掘り出し繊細な作品をたくさん作ってきたことをお話ししてくださいまいした。模型の写真とご本人が執筆された模型の説明を下記に掲載いたします。


沢山作った模型の一部は長崎にある海上自衛隊佐世保資料館に寄付され展示されているということです。

訪問という仕事はこうしてご利用者様の経験されきた人生に触れることができるのも一つの楽しみであるなといつも実感します。利用者様と療法士という立場を超えて人生の先輩に教えを請うといった感覚です。

 

 

 

 

 

 

零戦式海軍艦上戦闘機(ゼロ戦)

縮尺1/25 40㎣

 

 

 

 

 

左上 戦艦「大和」
昭和20年4月沖縄戦が始まると、「大和」は巡洋艦「矢矧」以下駆逐艦を率いて沖縄のアメリカ上陸軍を攻撃するために出撃した。全く無謀極まる作戦であった。九州坊津の岬沖でアメリカ空母の艦載機の集中攻撃を受けて沈没した。基準排気量64000t。全長263m。備砲46cm×9文。

右上 駆逐艦「雪風」
戦艦「大和」が沈没した沖縄作戦で「雪風」のみが奇跡的に生き残り、生存者を収容して帰還した。日本海軍の中で名艦と呼ばれた艦艇は多く、列国の水準をはるかに上回る性能を発揮した艦艇は多かったが大半は悲劇的な最期を迎えた。そのなかで「雪風」は戦死者1名を出したが損害なく帰還した日本の唯一の名艦である。戦後は連合国軍に譲渡され中国海軍(現在の台湾)の旗艦として地位を長く保った。

 

 

駆逐艦「雪風」

 

戦艦「大和」