ストーマ勉強会
こんにちは(^_^)
梅雨らしい天候が続いていますね。この時季、食中毒が起こりやすくなりますので食材はしっかり加熱するなど気をつけて下さいね。
先日、与野本町にある訪問看護ステーションでストーマ勉強会が行われましたので、参加しました。
ストーマとは排泄機能を体外に人工的に造設し、排泄物を専用のパウチと言われる袋に収集するものです。人工肛門や人工膀胱と言われるものです。
現在は何らかの疾患によりストーマを造設された方が、高齢となり身体の老化の影響でストーマトラブルを抱え、訪問看護の介入が求められるケースが多くなっているそうです。
私自身は病院勤務の頃、ストーマ管理に携わることも多かったので身近に感じているものでしたが、そういえば自分の体にパウチを装着してみたことはなかったなぁという思いに至り…
今回、サンプルのパウチをいただいたので自分のお腹に装着して1日半くらいを過ごしてみました(・_・;
装着しても普通に洋服を着てしまうので外見はもちろん、変わりありません。しばらくすると装着していることも気にならなくなり、日常生活に支障をきたすことはありませんでした。お風呂もそのまま入ることも出来ますし、温泉やスポーツも問題ないとされています。
しかし、今回はもちろん排泄物がなかったのでパウチは軽いままでしたが、実際には排泄物が溜まることによって重さがでたり、定期的に排泄物を出したり、パウチを張り替えたりともっと様々な自己管理が求められ、なんといっても「漏れたらどうしよう…」という不安は常に抱えることになります。
この1日半の体験はほんの一部の経験にすぎない訳ですが、ストーマを造設されている方の実際に思いを巡らせ体感できたことは大変貴重でした。
この体験と勉強会での学びを微力ながら、皆さまに還元出来るようにしよう!と精進中です(^^)/